薄毛が治った方法

頭皮が健康であること

私は、薄毛が回復してきました。現在５１歳です。４０歳ごろから去年まで薄毛に苦労してきました。
薄毛の始まりは、３５歳ぐらいからの頭皮炎でした。頭皮は常に赤い色をしていました。

そして、カサブタのような大きなフケが頭皮にくっつく様になりました。直径５�oぐらいもある大きなフケです。
痒いし大きなフケが気になるので常に手が頭に行ってました。爪でカサブタを剥がすように取っていました。

大きいのが取れると変な達成感があったりしました。剥がすのはいいのだけれども、はがした跡の頭皮は、ちょっとジュクジュクした状態でした。また、剥がれたカサブタの様なフケには、髪の毛が何本もくっついて抜けてくるようになりました。抜けた髪の毛を観察してみると毛根がほとんどありませんでした。
これが、薄毛の始まりだったと思います。

皮膚科に行ってステロイド系のローションとカサブタを剥がす軟膏を塗る毎日でしたが、ほとんど治ることはありませんでした。ステロイドだから余り塗らないようにとか言われるものだからどうしても少ない目に塗ったことも治らなかった原因かもしれません。

頭皮炎は、意外にも簡単に完治した

２つの皮膚科に行っても状況は変わらず、半ば諦めていたのですが、ダメ元で別の皮膚科に行ってみました。すると今まで塗り薬だけでしたが、飲み薬を始めてもらいました。なんと、最初の１回飲んだだけでほぼ治りました。痒みは殆ど無くなり、カサブタのようなフケも右後頭部の一部を除いてなくなりました。
飲み薬とは、セレスターナ配合錠でした。この薬は炎症を抑える最も強力な作用をもつ薬ということです。強力な効果もある反面、副作用も強いので、状況の悪化時だけに飲む様にする必要があります。
 
いまでは、右後頭部に残っていた頭皮炎もなくなり完治しました。薄毛は、まず頭皮の病気があると対処できないので頭皮に病気がある場合は、治さなければなりません。
 
頭皮炎は完治しましたが、４０歳台半ばから薄毛が目立つようになってきました。
 

薄毛の対策始まり

私は、今回薄毛対策を行って、正しい知識が必要であることがよくわかりました。
間違った対策をすると毛を増やすどころか、さらに薄毛を進めてしまうことになってしまします。
原因に科学的に働きかけなければならない。
 
ひとつの対策で満足してはいけない。薄毛の進行は待ってくれません。ひとつひとつの対策をして効果を確認していくような余裕はありません。抜けていく髪の毛が増えれば増えるほどその復活に多くの労力を使うことになってしまいます。
 

間違った対策

私は、洗髪の際、育毛シャンプーなどの有効成分が含有されたシャンプーを使う時に、その有効成分が頭皮、毛穴から吸収されるように少し時間をおいて洗い、そして、すすぎを少なめにしていた時期がありました。特に馬油シャンプー、馬油ヘアトリートメントを使っていた時は、天然の有効成分が効果あるのではないかと思い込み特にすすぎを少なめにしました。すると、みるみる間に髪の毛は抜けていき、本当にヤバイ状態になってしまいました。散髪に行ってびっくり。「もうあかん」このままでは、髪の毛が無くなってしまう危機感を覚えました。
 
 

やばいと気付いて

１、シャンプーを抜け毛対応か、毛根活性化になるものに変えました。
２、洗い方を指先で洗う方法から、電動振動ブラシで２回洗う方法にしました。
３、すすぎは、シャワーでしっかりとすすぎます。
４、洗い終わったら必ずドライヤーで乾かします。
５、抜け毛、発毛剤（スカルプD 薬用スカルプジェット (医薬部外品)）を洗髪後にしっかりと吹き付ける。
６、抜け毛、発毛のために亜鉛（亜鉛 by SCALP-D【サプリメント】）、
　　のこぎりやし（ノコギリヤシ bySCALP-D【サプリメント】）のサプリメントを飲む。
 
以上６つの対応を行って写真のようになんとか見られる状態にまで回復しました。
 

現在の私　正面から見たらかなり改善したように見えるようになりました。	上から見るとまだまだ少ない。頭皮の色は赤から普通の皮膚の色になった。部分的に皮膚が見えているが、抜け毛は少なくなりました。朝起きて枕に抜け毛がついていることも机の上に髪の毛が落ちていることも無くなりました。

頭皮の拡大写真です。かなり効果が現れてきましたが、
まだまだ、問題点がありそうです。
▲ひとつの毛穴から１本の毛髪しか生えていません。
▲太い毛もありますが、かなり細い毛もあります。
▲毛穴が光っているのは、皮脂でしょうか。