サプリメントの服用
亜鉛は、髪の毛を作る
亜鉛の欠乏は、薄毛の要因です
髪の毛に必要な栄養素は、タンパク質、ビタミン、亜鉛です。
この3つのうちどれかが欠けても健康な髪の毛は、生えません。
亜鉛は、体内の300種類の酵素の生成の働きをしています。
髪の毛に対しては、タンパク質から髪の毛の成分ケラチンを合成し髪の毛や爪を作ります。
亜鉛が不足すると髪の毛が作れなくなりますから、薄毛になる大きな要因のひとつです。
射精で亜鉛は消費される
亜鉛は、精子をつくり、精液に含まれ体外に放出されます
亜鉛のもう一つ大きな役割の一つは、精液、精子をつくることです。
そして亜鉛は、精子が射精後も活動できるように、精液中に含まれます。
つまり射精すると亜鉛が消費、放出されるのです。
すると自然と髪の毛に使われる亜鉛が少なくなり、薄毛につながることもあります。
自慰を多くすることは、亜鉛の量を減らす行為ですから注意が必要です。
しかし、ストレスも髪の毛によくないので、ストレスをためない適度に行うようにしましょう。
亜鉛の摂取
1日の摂取は、成人男性で12mg
亜鉛の成人男性(女性)1日の平均必要量は、8(6)mg/日。
推奨量は、12(9)mg/日、上限量は40(35)mg/日とされています。
ただし、多説あり若干の相違があります。
亜鉛不足は、含有量の少ない食材メニュー、吸収を妨げる食物繊維の取りすぎ、
鉄、銅の過剰摂取などにより起こります。亜鉛は、体内では生成できないミネラルです。
食物から摂取するほかありません。
亜鉛の多く含まれる食材は、
牡蠣7、レバー6、牛肉4、小麦4、チーズ3、納豆3、エビ2、卵1、牛乳0.4などです。
その他、いろいろな食物に含まれれていますが、少量です。
食材うしろの数字は、100g中の亜鉛含有量。小麦は、栽培された土壌により大きくばらつきます。
牡蠣、レバーは好き嫌いもある上に、そんなに毎日食べられる食材ではありません。
食べ物から摂取された亜鉛は、小腸で吸収されます。その吸収率は、30%程度と低いものです。
更に悪いことに、年齢とともにその吸収率は、低下します。薄毛の大きな要因と考えられます。
吸収を助ける食物として、動物性蛋白質があります。動物性蛋白質を多く取ると亜鉛の吸収も増えます。
薄毛予防に亜鉛摂取を考えている人にとっては、サプリメントによる摂取が手軽で確実でいいと思います。
亜鉛は、多くのサプリメーカーから発売されています。
通販では、多くのサプリが発売されていて、亜鉛サプリ選びに苦労するほどです。
亜鉛サプリメント
サプリメントで摂取するのは、最大30mg。摂取しすぎてもよくない。
サプリの上限量は、30mg/日です。ただし、吸収率が悪いので、摂取は、少し多めかと思います。
多く取りすぎると副作用があります。少ないと改善の目的が達成できません。
個人差がありますから、一概に言えませんが、体の状態に応じて調整が必要だと思います。
多く取りすぎると、鉄、銅の欠乏症を招きコレステロールと糖代謝異常、白血球の減少、貧血、
免疫の低下がおこります。
また、一度に大量摂取すると急性亜鉛中毒を起こし、めまい、胃痛、吐き気、嘔吐、
発熱などを発症することがありますので、注意が必要です。
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